おんぱく写真部レポート

人里離れた…?

長良川の支流、津保川沿いを
ところどころ紅く色づく山々を見ながらどんどん奥へ進んでいくと、
室町時代から450年以上続く歴史ある禅寺「日榮山 明光寺」がありました。

プログラムの紹介文に、"人里離れたお寺"という言葉がありましたが、その言葉がしっくり来ました。
騒音などは一切聞こえず、聞こえるのは鳥の鳴き声や、木々が揺れる音。
現代にこんな場所があるなんて。
ここに身を置くだけで心が穏やかになる気がします。



般若心経クイズ

案内人は、このお寺の見習い僧侶である、酒井聖文さん。
明光寺第15世住職を目指して仏教や禅について勉強中だそうです。

参加者さんどうし自己紹介をし和やかなムードになった頃、
酒井さんから、クイズタイム。
その名も、般若心経クイズ!

知ってるようで知らなかった、般若心経って何?
わかりやすい言葉で、クイズを通して知ることができました。

"無常の真理を受け止めて、目の前の一瞬一瞬、一日一日を大切にしよう。"
"辛いことや嫌なことがあっても、そのうち終わるからもうひと踏ん張りしよう。"
"生まれては滅びる無常の中で、無数の条件とご縁が重なって生まれたこと、今ここに居られることを感謝しよう。"

という言葉、日常では忘れてしまいがちですが、心に留めておきたいですね。

読経

そしてプチ修行の始まりです。

案内人・酒井さんのお父様であるご住職の後に続き、
読経の時間。


最初は普通に読んで、それから
ここは小さい”っ”を入れてハネるように…
とか、
こことここは切らずに繋がるようにして…
とか、経本の読みがな通りでは上手く読めない部分を丁寧に教えてくださいました。

確かに私も読経の時、自分とお坊さんの読み方が何か違う?!と思いながた
ごまかし気味に読んだことがあります。
でもこれを覚えて練習すれば、綺麗に読むことができそうですね。

座禅

続いて修行といえば、座禅。

冷え込んでいたこの日はストーブをつけていてくれましたが、
本当の修行は、ストーブなどなく裸足です。

そして、座禅を長くやっているとどうしても眠気がやって来たり、雑念が生まれたりします。
そんな時、ご住職に警策を打っていただきました。

私の今までの警策のイメージは、"怒られている"ようなイメージだったのですが、
警策を受けたいと、自分から合掌をして受ける。ということも初めて知りました。

警策を受けた後も、

合掌。

写経

そして最後に、写経。

心を落ち着かせ、自分のペースで。

現代は、スマホやパソコンの文字は打つけど、文字を書くことが減っている。という人も多いのではないでしょうか?
それでも生活できてしまいますよね。。

でも、墨で書いた文字はやっぱり違います。

上之保といえば

修行をすべて終えたら、あたたかいお茶と上之保で採れたゆずのケーキで、
お疲れさまでした。

これはご近所のカフェ"ふう花"さんがこの日のために手づくりしてくれたそうです。

上之保のゆずは、本当に美味しい!!

オプションツアー

修行をすべて終えた後、
希望者の方には見習い僧侶が案内する、お寺見学ツアーもありました。

参加者さんの中には、
今日初めて明光寺に来られた方も、
上之保で暮らしている地元の方も、
上之保で育ち今は別の土地で住んでいる方も、
色々な方がみえました。
そんな住む場所も年齢もみんな違う人々が、一緒に修行をする。という時間が、まさに一期一会で、とても素晴らしく感じました。

上之保の良さをたくさんPRしてくださった地元のお母さん、
ご家族総出であたたかく迎えてくださった明光寺の皆さま、とても素敵でした。
冬の訪れを感じる寒い日でしたが、心はとても温かくなりました。

(002 吉田)