- 文化 |古くて新しい
長良川の手しごとの真骨頂!
program No.130
女和傘職人と自分だけの岐阜和傘糸かがり体験
岐阜を代表する伝統工芸品と言えば、『岐阜和傘』。
日本の和傘の9割近くは岐阜で作られていることをご存知ですか?
長良川流域は、原料となる良質な美濃和紙や竹、柿渋、えごま油が豊富に入手しやすかったことから地場産業として和傘づくりが栄え、明治~昭和20年代は、月に100万本を超える生産量を誇る一大生産地でした。
洋傘の普及とともに現在は、職人も減り、材料も入手困難に陥る中、伝統を受け継ぎ新たな和傘づくりを担う若手の女性和傘職人が活躍しています。
今回は、そんなおふたりに『糸かがり』の工程を学びます。糸かがりとは、傘が開きすぎないよう傘骨の補強をするものですが、装飾でもあるため、地域によって糸の色や模様は様々で、特徴が現れます。「開けば花、閉じれば竹」とうたわれる和傘の美しさに、大きな役割を果たします。
好きな和傘の柄を選んで、自分だけの岐阜和傘を、仕上げましょう。完成後は、和傘にまつわるお話しながらお茶タイムです。
雨傘は、油のにおい、ポツポツと雨が落ちる音・・・日傘は、日差しで透ける和紙の色や風合いなど、和傘でしか体験できない風情をお楽しみください。
11/11仐日和
各画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。11/26 高橋和傘店
各画像をクリックすると大きい画像をご覧いただけます。案内人
仐日和 河合幹子
岐阜の和傘問屋の家系に生まれ、幼いころから和傘の制作を身近に見て育つ。蛇の目傘、番傘、日傘の他に、大傘の制作にも取り組んでいる。
高橋和傘店 田中美紀
和傘の老舗問屋、坂井田永吉本店にて十年余り勤めたのち、現在は独立し本巣に工房を構える。丁寧で美しい和傘制作に定評がある。
備考
【11/11(土)講師:仐日和 河合幹子】
事前に和紙の柄を8種類の中からお選び下さい。
申込みの際、ご希望の柄の名前をご記入ください。
全て蛇の目傘(雨傘)になります。
※9/10(日)『湊の手しごと市』に来れる方は直接柄を選んでいただけます。
【11/26(日)講師:高橋和傘店 田中美紀】
事前に蛇の目傘(雨傘)か日傘のどちらかをお選び下さい。
申込みの際、蛇の目傘か日傘かをご記入ください。
どちらも伊自良連柿渋で染めた美濃手漉き和紙を使用しています。
当日、好きな色のかがり糸をお選びいただけます。
基本情報
program No.
130
- 文化 |古くて新しい
参加料 | 39,000円(和傘、ワンドリンク付き) |
---|