郡上大和の滋味・おもかげ・歌ごころをめぐる旅

春がそこまで来ている。桜はまだ咲かないが、大和の里には、いそいそと出歩き、畑の様子をうかがう人や虫たちであふれてくる。空気は冷たいが、そんな春の陽気に誘われて、私たちも、蝶のようにそぞろにめぐりたい。この郡上大和で味噌を醸す人、石仏を追う人、和歌を偲ぶ人、昔話を蘇らせる人に会いにゆこう。そのたびに地の家々でやすみ、人と虫とけものたちが織りなす里の音楽を聴こう。特別なことはなく準備もいらない、優しく、美しく、頓狂で、静まりしむ三月の余韻を味わうためのささやかな旅。滋養にとんだ郡上の郷土食「みそ煮」を昼食にいただけば、旅を続けるための熱い熱い追い風になる。たった一日の白昼のひらひらとした旅情は、帰るころには確かな足どりになっているという不思議。春の風にふかれてひるがえった古今伝授の里に再び会えるかどうか、、、それは来てみないことにはわからない。

◉日時：2021年3月21日（日）9:45受付10:00開始　16:00終了予定 ＊さらにオプションあり

◉料金：8000円（仕込んだ地味噌とみそ煮昼食費込み）

◉集合：郡上大和駅

10:00 大和駅　集合

＊日置智夫さん宅まで徒歩移動

10:20〜11:20

・郡上紬、藍染、石仏などのお話し

＊駅まで徒歩移動

11:35 

＊畑中商店へ車移動（それぞれ又は乗り合わせ）

11:45〜12:00

・味噌、地たまりの仕込み部屋見学

12:00〜12:30

・味噌仕込みワークショップ

12:30〜13:50

・食事と茶話会

＊牧公民館に車移動

・徒歩にて桜並木の参道〜明建神社散策〜四郎左へ

14:30〜16:00「ぼたもち会」

・「ぼたもちまいれ」から2話

・お茶とおやつ食べながら座談会

◉終了後さらにお楽しみあり

16:00〜祝い唄〈郡上伊勢音頭〉の練習会（会場：四郎左）

19:00〜奥美濃よもやま話を読む会（会場：明宝歴史民族資料館）

＊お時間許す限りぜひご参加ください。見学だけも可。